親子の盃
脚本:赤星政尚 絵コンテ:貝澤幸男 演出:桐山貴央
作画監督:北村友幸/吉田雄一 総作画監督:諸葛子敬
★あらすじ
突如現れた遊狩の魔人型デジモン、アスタモン。
パンダモンの反撃とレーナ達の加勢でこれを追い払うことができたものの、
ゲッコーモンを庇ったパンダモンは負傷してしまいました。
この状況を前に、笹竹親分は単身遊狩の事務所へ足を運ぶと
腹を切る覚悟で孤荒組に手を引かせようと交渉するのですが、
鼻で笑われたあげく袋叩きに遭ってしまいます。
怒りを感じたトモロウは、同じく義憤に燃えるゲッコーモンとともに
孤荒組の打倒を決意。レーナ達も加えて事務所へと殴り込むのですが、
そこには親分に制止されたはずのパンダモンの姿も。
親分をやられた落とし前をつけるべく、破門覚悟での行動でした。
が、完全体のアスタモンはやはり強敵。
ゲッコーモンの一撃も通じず、大ピンチへ陥ります。
そのうえ、逆にゲッコーモンが人質に取られてしまいました。
事態を打開したのは、パンダモンの機転でした。
奪ったアスタモンの銃を返し、ゲッコーモンの身代わりになると見せかけ
その銃に自分の爪で蓋をしていたのです。当然、銃は大暴発。
一瞬の隙を衝いた決死の一撃で、アスタモンは斃れます。
そのまま力を使い果たしたパンダモンも消滅すると思われたのですが、
これを止めようと縋りついたゲッコーモンの中のe-パルスによって
パンダモンのそれが補われ、悲しい別れは回避されました。
キョウによって遊狩にバイトを紹介していた も捕まり、事件は解決。
パンダモンもその義侠心を改めて親分に認められ、光が浜に戻りました。
兄弟という痛みと喜びを分かち合う存在との出会い。
今回はゲッコーモンにとり、実りの多い一件になったことでしょう。
★全体印象
6話です。
前回を受けて今回はさらにゲストが主体の筋立てとなっており、レーナ達はおろか
トモロウも道を譲っています。架け橋となったのはゲッコーモンですから、
今回の事件はゲッコーモンにとって大きな成長の糧になったといえるでしょう。
バトルもパンダモンが主体。敵方のアスタモンは完全体ですから、
現状で決め手を取れるのが同じ完全体の彼だけというのは納得なのですが
予想よりさらに活躍度が高かったのでちょっとビックリしました。
今期も世代差はしっかり描くつもりと再確認できたのは良かったですが。
で、本懐を果たすとともにパンダモンも消滅…と予想していたのですけど
それだとやっぱり後味が悪くなってしまうし、アレで良かったんでしょう。
今後の光が浜にも引き続きパンダモンの力は必要でしょうし。
親分のe-パルスがどれだけ保つか心配ですが……
一方でここまでのゲスト主体をやる時期なんだろうか、
などと思ったりもするんですが、まあゲッコーモンも一緒に目立ってたし
年末にそれなりの山場を迎える前に小さな山を作るのも悪くない、
という考えもあります。別に不満ってほどのもんじゃない。
脚本は前回に続いて赤星さん。
絵コンテには、シリーズお馴染みの貝澤幸男さんが参加しておられます。
言わずと知れたテイマーズからの常連ですね。
演出担当は「ゴーストゲーム」にも参加していた桐山貴央さん。
総作画監督も諸葛子敬さんなので、前回と共通のスタッフが多いです。
前後編なんだから当たり前といえば当たり前ですけど。
★キャラなど個別印象
・トモロウ
前回以上にサブへ回っており、特に後半はほぼゲッコーモンに譲ってます。
ここまで脇に回るとはちと意外でした。確かに4話でひと段落はついてるけど。
まあゲッコーモンがパンダモンを救えたのは間接的に彼のおかげといえばおかげかな。
そんな中でも、負傷した笹竹親分を見ながら兄を思い出すくだりがハイライトでしょう。
たとえ弟を守るためであったとしても、何もかも自分で背負おうとした兄・
アスカのあり方はトモロウにとって納得のゆかないことでもあったでしょうからね。
兄貴が元に戻ったら、喜ぶのと同じぐらいに言ってやりたいことがたくさんあるはず。
最後は主人公の意地を見せ、オチ担当をつとめました。
いかんせん、オチだけあって少々情けない場面でしたけれど。
・ゲッコーモン
今回の事件における最大の立役者のひとりです。もうひとりは無論パンダモン。
活躍も、そのパンダモン絡みがほとんどです。
親分を傷つけられて憤懣やるかたなしなパンダモンの本音を引き出すくだりや、
人質にされた際の「俺っちに構うな」も侠気が光っていましたし、
パンダモンの死亡フラグを全部叩き折ったのは中でも最大の見せ場です。
本人は別にそんなことができると思ってなかったのもポイント。
総じて、今までより善性の高い場面が目立ちました。
ここに至るまでの期間はそれほどありませんが、その間にも経験を重ね
考える力がついたことで良いところが見えやすくなったのかもしれません。
サポ主がトモロウだからなのもあるでしょうか「意志」を大事にしていますね。
また、完全体相当のe-パルスを補いながら本人はピンピンしています。
彼が秘める力の底知れなさを示す事実かもれません。
それがトモロウにも通じる大きな要素であると思うのは、考えすぎでしょうか……
それにしても成熟期到達はいつになるんでしょうね。
このままだとギルモンを凌いで歴代最遅記録を更新してしまいますぞ。
・レーナ
いつの間にか事件に巻き込まれていたトモロウに呆れていましたが、
ケンキモンと待田をマークしていた流れから遊狩が事件に関わってると聞き、
マコト達と共に前のめりで殴り込みへ参加します。
今回は完全なサブで、そのぶん相方が奮闘を見せてくれた形。
・プリスティモン → ウルヴァモン
見せ場は主に後半で、射撃を躱しながらアスタモンへ肉薄する場面が白眉。
あれが現時点での彼女の全速力なんでしょう。
そのぶん細かい制動はきかないのか、途中で直撃を受けてしまいましたが。
これ、ゲッコーモンの一撃に全振りした行動なんですよね。
トモロウのe-パルスを受けての一撃は、それほどに強力ということでしょうか。
残念ながら今回は相手が悪かったわけですが……
・マコト
レーナ組以上にサブで、得意分野を活かす場面も大してありません。
アスタモンの世代や賞金を特定したあたりぐらいでしょうか。
まあ相手が相手だし、生半可な作戦は通用しないでしょうけど。
・キロプモン
メンバー中では最も決め手に欠けるながらも懸命に貢献してました。
特に、ウルヴァモンを引き継いでゲッコーモンを運ぼうとする場面は
その小柄さとあいまって健気さすら醸し出していたと思います。
すぐ後に撃墜されて「やっぱり無茶だったか……となるまでがセット。
・キョウ
出てこないなと思ったら、彼らは仲介人の方を追っていました。
大勢で行動してたら目立つし、相手から思わぬ抵抗もあるかもしれないし
単独で確実にやれるのは彼らしかいないでしょう。
バトルに彼らを参加させない都合でもありますけど。
実際には難なく仲介人を確保、ほぼ終わった後に現場へ駆け付けてます。
とはいえ今回はパンダモンがいなかったらちょっとヤバかったので、
ベストな割り当てかどうかは議論の分かれるところでしょう。
実情は「それでも彼らには別行動してもらわないといけない」んですが。
・ムラサメモン
行動開始したばかりのバイトをあっさり確保してました。
多少の抵抗は受けたかもですが、全く問題にはならなかったでしょう。
こちらパートの担当が彼らでやはり良かったと言うべきかも……?
・吉村
ラストシーン付近にだけ登場。
なにかと協力してくれるあたり、彼もただの暇人ってわけじゃなさそうですね。
・パンダモン
前回以上に目立っており、もはやほとんど主役待遇です。
あの負傷でアスタモンを一度は撤退させるあたり、全盛期?は相当の実力者ですね。
傷ついた親分を見て衝動的に殴り込みを決意しますが、ここでは止められています。
その段階ではただのアダ打ちが動機なので、動くことができなかったんですね。
力を振るうのは誰かを守るためだと、普段から親分に言われていたので。
でもトモロウたちの行動は熊猫組と関係ないし、クリーナーの仕事でもあります。
そして、パンダモンなら相手の危険性が理解できていたはず。
ここで助けに行かなかったら、きっと彼は親分に破門されていたのでしょう。
トモロウたちもパンダモンがいないとヤバかったし、どうなってたかわかりません。
あそこで形振り構わず同行したからこそあの結果を掴むことができましたし、
その義侠心に惚れたゲッコーモンのおかげで命を拾うこともできたんでしょう。
彼は親分の言いつけを守り、誰かを守るために体を張ったのです。
だから親分にもあらためて認められたんですね。
結局、なんであの境遇になったかは語られずじまいでしたが……
状況からみて前のサポ主にもう頼れないのは間違いなさそうだし、追い込んだのが
遊狩とアスタモンなのはまず間違いないところなんですけれど。
ただもう少し深読みするなら、やったのが遊狩らだと明言はされてません。
あれはミスリードの一種で、もっと恐ろしい何かにやられた可能性もあるんですよね。
何者かは見当もつきませんし、例の「大猿」かどうかも判断材料はありませんが。
とにかく、死ななくて良かったの一言に尽きますね。
今後もセミレギュラーとしてちょくちょく出てきてほしいところですね。
再登場が退場になりかねないことだけは心配ですけれど。
・笹竹親分
遊狩に直談判という、傍目に見ても無謀な行動に出ていました。
無謀だということは本人もわかっていたのでしょうけど、昔ながらの人間たる彼には
これしか場を納める方法が思い当たらなかったのかもしれません。
結果は上に書いた通りでしたけど。
負傷しながらも、パンダモンには軽率な行動を控えるよう厳命しています。
でもパンダモンは「兄弟」とまで思い合ったゲッコーモンとその仲間たちのために、
自分との親子の盃を返上する覚悟まで決めて彼らを助けに向かいました。
親分はそこに注目したのですね。
おそらく、トモロウ達が何もしなければまた別だったのでしょう。
パンダモンはアダ討ちじゃなく、兄弟たるゲッコーモンとその仲間たちのため動いた。
だからこそ、親分はもう一度彼を迎え入れたのですね。
別に試したわけじゃなくて、結果的にそうなっただけでしょうけど。
・遊狩
前半、笹竹親分の直談判をせせら笑いつつ一蹴して悪党度を上げています。
格は高くないぶん、悪役としてはしっかり仕事をしていますね。
後半ではアスタモンを追ってちゃんとミラーワールドにも付いて来ており、
e-パルスでこれを強化していましたがたいして目立ってません。
ステージがアスタモンの方へ移ったので仕方ないところではありますが。
アスタモン無力化後は、その光景を愕然と見ている姿を最後に登場してません。
当然グローイングドーンに捕まったのでしょう。キョウも来てるし逃走は不可能。
デジモンという作品の顔を失った人間悪役の末路なんて、こんなものでしょうね。
・アスタモン
前半、事務所にあまりにもフツーにいて笑っちゃいました。
場所によっては、こんなのが当たり前みたいに出入りしてるわけか……
やっぱり治安悪いっスねビートブレイク世界。
後半のバトルではトモロウ達とパンダモンの奇襲をあっさりと跳ね除け、
ミラーワールドのゲートを開いて実力を見せつけています。
ゲートによる消耗も見られませんから、やはりかなりの実力者ですね。
序盤で出てきていい敵じゃないから当たり前なんですが。
以後も実力を示し続けており、これまでの相手には決め手になっていた
ゲッコーモンの一撃がほとんど通じませんでした。
それどころか、逆にこれを捕まえて人質に取っています。
さすがに世代が二つも違う相手だと、簡単にはいかないということですね。
そこからの行動は、さすがヤクザから生まれただけあって見た目通りの外道さ。
しかし、あらすじにある通りそれこそが命取りでした。
銃を逆利用されて攻撃手段を失ったあげく、その隙を見逃さなかったパンダモンに
まんまと懐に入られ、命を賭けた一撃によってデリートされています。
そのパンダモンが道連れの形で逝くこともなかったので、完全にやられ損。
そういえば、グローイングドーンの面々はアスタモンがデリートされたことも、
パンダモンが手を下したことも特に言及してませんね。
あくまで自分らの流儀であって、ファミリーじゃない相手にまでは押し付けない、
といったところでしょうか。トモロウに守らせたのはファミリーだからだし。
それにクリーナーをやってれば勢い余って……なんて光景は見てきたはず。
デリートへの拘りがどの程度のものかは、今後より深堀りされるでしょう。
たぶん。
<追記>
コメントによる指摘を受けて確認しましたが、デリートはされてませんでした。
よーく見ると車内のシーンでキョウが幼年期のモクモンを抱えてます。
中の人は高橋広樹さん。ベルゼブモンの人ですね。割とそのまんまだ。
ついでに言うと、前作における北斗パパでもあります。
シリーズ登板率が高い人ですが、今回は珍しくガチの悪役でしたね。
まさにピーサードならぬドサンピン。
・名和
捕まったバイト共々、キョウに罪を暴かれた遊狩の名簿屋。
前回なんか謎の男みたいな振られ方してましたが、実際にはただの小物でした。
足がつきにくいアナログ方式で連絡を取るあたり、悪知恵は働くようですが。
その素性はなんと、現役の国民保護省職員。つまり公務員です。
国民保護省といえば、劇中にもたびたび出てきたデジモン関係を裏で管理する組織。
だから、デジモンが生まれたばかりのサポ主を把握できたのですね。
まだ若いですが保護省の職員、しかも秘密事項のデジモンに関わってるとなれば
それなりに高い役職にいる可能性があります。不正アクセスした末端かもですが。
いずれにせよ、身分証を肌身離さず持ってたことが完全に裏目に出ました。
動機に関しては明言されてません。
普通に考えれば金ですけど、なぜ金が欲しいかに関しても言及はありませんでした。
「理想的な自分」がスローガンであるなら、どこへ行っても苛烈な競争社会だろうし
金を稼いで一抜けしようとでも思ったんですかね?
まあやってることに比べれば「動機」などはどうでもいいんでしょうけど。
同情できそうな理由でもないでしょうしね。
それにしても国民保護省、この件でグレーに戻った気がしますね。
上がコイツの行動をわかってて泳がせてたんなら真っ黒ってことになりますし、
その疑いも全然晴れてない気はしますけど。
★名(迷)セリフ
「肉まん買うのにどこまで行ってんのよ!」(レーナ)
加勢に駆けつけて。次の日まで連絡ひとつ無いんだからそれはそう。
「手配書、マキさんの店で撮っておいた」(キロプモン)
アスタモンの手配書を見せて。
スマホの類ではこんなヤバい情報は入れとけませんが、デジモンならOKですね。
というか通常の手段では持ち出し不可でしょうし。
「おいおい……腹を切りゃなんでも思い通りになると思ってんのか?
任侠道だかなんだか、いつの時代だよ?」(遊狩)
いかにもヤクザ、それもルール無用の連中だとよくわかるセリフです。
前半の言い分はまあわからんでもありませんけど。
とはいえ親分も、承知の上で一縷の望みを懸けての行動だったはず。
「忘れたのか?
わしら任侠もんがおるのは、弱いもんを守るため…!
それ以外の切った張ったは禁じたはずだ!」(笹竹親分)
落とし前をつけに行こうとしたパンダモンを止めて。
それを誇りにして生きてきたことがわかるセリフですが、解釈が難しい。
「オレには、任侠道なんてちっともわかんないけど……
あんたが間違ってるのはわかる……
自分だけで背負おうとしてんじゃねえよ。
そんなの……ただカッコつけてるだけにしか見えないんだよ…!」(トモロウ)
臥している笹竹親分を襖の隙間から見つめながら。
親分の行動に兄がオーバーラップし、強い反骨心が彼を動かしてゆきます。
それは単純じゃないにせよ、義侠心のひとつの顕れでもありました。
「だがな兄弟、この渡世…親分の言いつけは、絶対なんだ……!」(パンダモン)
このままでいいのか、と訴えるゲッコーモンに。
本人は全く納得していないし、許せないのは同じとも言ってますが。
彼が抱く親分への恩と感謝がどれほど重いものか、よく見て取れます。
「オレっちはお前に聞いてんだってナ!」(ゲッコーモン)
そんなパンダモンの心を突く一言。
おそらく直後に「自分たちだけでも行く」と聞き、手助けすると決めたのでしょう。
親の言いつけのために、兄弟を見殺しにはできないと。
そしてそれこそ、親分が守ってほしかった本物の任侠道でした。
「言ったはずだ……
生まれたときは別々でも、死ぬときは一緒だと!」(パンダモン)
でもそれを言い訳にはせず、彼は親分に大事な半纏を返上してきました。
なんとも不器用で真面目です。
「このまま行く!」(キロプモン)
弾丸の雨の中、ゲッコーモンを運びながら。
いくらなんでも無茶だよ! と心の中で叫んだ場面です。
「観念しろ!」(パンダモン)
落ちたアスタモンの銃を奪って。
確かに武器を奪えばアスタモンは不利になるし、否定されてはいないので
アスタモン以外のデジモンが銃を逆利用することもできはするんでしょう。
でも、ここでわざわざ銃を拾ったことにはその段階で微妙な違和感を感じてました。
自分の肉体が最大の武器であるパンダモンが銃? と。
上で書いた通り、敵に武器を使わせないこと自体がメリットにしても。
果たしてその違和感通り、この時点ですでに銃には仕込みがされてました。
彼は相手がどんなに外道かよく承知しており、手を打っておいたわけです。
爪については気合で修復できるみたいですからね。
「交換だと言っただろ? こいつの命と、きさまの命とをなぁ!」(アスタモン)
銃を返したパンダモンに。この後の遊狩含め、悪役ここに極まれりです。
最初からゲッコーモンを人質に、無抵抗のパンダモンを蜂の巣にする気だったのです。
ただし、その魂胆は完全に見抜かれてましたが。悪党ほど読みやすい、というやつかも。
「ダメだってナーーー!
なんでも半分こって言ったってナ!
生まれたときは別々でも、死ぬときは一緒だってナ!」(ゲッコーモン)
命を賭けてアスタモンを仕留め、消滅しようとしているパンダモンに飛びついて。
よほどパンダモンのことが気に入ったのでしょうけど、この行動が幸いしました。
見てる私もこの瞬間、パンダモンの死亡フラグが折れる音が聞こえたものです。
「半分こ……」(トモロウ)
キョウの説明を聞いて。はからずも、ゲッコーモンの言葉通りになったわけです。
後ろのレーナとマコトが「?」な反応なのもポイント。
二人とも、自分の目で詳しい経緯を見てきたわけじゃないですからね。
「お前はまだ……わしの子だ……!」(笹竹親分)
パンダモンに半纏を返却して。
直前にトモロウのセリフを繰り返してましたが、聞いていたからではなく
やはり自覚があったということなんでしょう。
自分に言い聞かせる意味合いもあったと思います。
その上で、本当はパンダモンが怒ってくれたことが嬉しかったのでしょうし
その怒りを超えたところで戦ってくれたことは本当に嬉しかったのでしょう。
あれこそ、親分自身が目指していた任侠の心だったのでしょうから。
理想の形は人それぞれであり、誰かに憧れて倣うことはあっても
指図されて作るものではない、ということなのかもしれませんね。
「俺たちも半分こか……」(トモロウ)
ラストシーンにて、ゲッコーモンに肉まんを分けてやり。綺麗に繋がりました。
しかし次の瞬間そのゲッコーモンに台無しにされ、憤慨する羽目になってます。
それもまた綺麗なオチ方ですね。
★次回予告
奇妙なタイトルです。何が起こるのでしょう。
一瞬映ってたのはブラックガオガモンですかね。図鑑にも載ってます。
このデジモンがどう絡んでくるのでしょうか。予想がつかないだけに楽しみ。