サンキュー未来! 人工知能の街へようこそ!
★あらすじ
ペロリモンとの特訓を経て、すっかり食レポが上達したエリ。
そんなエリのもとにメガ盛り店専門のペロリモンであるマリペロが現れ、弟子入りを懇願してきます。
マリペロが司るアプリはダウンロード数が伸びず、もっと良い食レポを書く秘訣を教わろうというのです。
収録等で忙しいエリに代わって、ドカモンがマリペロの面倒を見ることになりました。
ところが、マリペロの食レポは完食時間記録と簡素なコメントだけの味気ないものでした。
エリの食レポを数多く見てきたドカモンは、ただの記録でなく料理にこめられた気持ちを感じ取り、
それを伝えることこそが食レポなのだと教えます。
大きなキッカケを掴み、マリペロの食レポは一転して高い評価を得られるようになりはじめます。
途中で暴走したレースモンが暴れるなどトラブルはあったものの、ドカモンがいち早く解決に乗り出し
ハルと勇仁の手を借りてぶじに事態を収拾しました。
2人で食レポ巡りを続けるうち、マリペロを意識するようになっていたドカモン。
が、彼を待っていたのはマリペロとの別れでした。彼女の司るアプリは今日でサービス終了だったのです。
嘆き悲しむドカモン……だったのですが、次の日なんと元気な姿で呼びかけに応えるマリペロの姿が!
別の会社がアプリを引き継ぎ、存続させてくれたのだそうです。
また一緒に食レポ巡りをと持ちかけるドカモンでしたが、あっさり振られてしまいます。
エリには詰られるし、終わってみれば彼にとっては厳しい経験の伴う事件でした。
★全体印象
30話です。
あらすじの通り、ペロリモンの亜種(?)であるマリペロが登場してドカモンと交流するお話。
前回といい、ここへきてバディアプモン側視点のお話が増えているような気はしますね。
特にドカモンは実のところ単独じゃこれまであまり良い出番をもらえていなかったので、
今回は今までの分を幾らか取り返すぐらいには喋りまくっていた印象を受けます。
もっとも、恋とはいいますが見ての通りの一方通行。
そのキッカケもマリペロのひたむきさに惹かれてといったものではなく、共に行動するうちに
なんとなく雰囲気で意識してっただけに見えなくもありません。一種の思い込みでしょうか。
マリペロ本人もむしろ残酷なまでに天然なので、わたしゃもう見てられません。
エリの折檻はハッキリとした嫉妬なので、見方によってはご褒美なのかもしれませんけど。
前回と違っていちおう戦闘はありますけど、かなり取ってつけた感が強い扱いです。
その過程も発見→オフモンが動きを鈍らせる→ドカモンがなんか喋ってパンチ、という短いもので
こっから何か面白い要素を書き出せと言われても困り果てる仕上がり。相変わらずの味気なさです。
だいたい30話でやるような戦いじゃ以下略。やっぱり予算の都合なんですかねぇ……
脚本は樋口達人さん。作監がなぜか3人もいますが、戦闘以外では特筆できるほど動いてません。
★キャラなど個別総括
・ハル組
主に検索しかしてなかった印象。
しかもこれはガッチモン側の話なんで、ハル本人は自分で言ってる通りほとんど何もしてません。
・エリ
前回につづいてドカモンへ物理制裁をかましたと思われる人。
普段はぞんざいに接してるけど、他の子と仲良くするのはイヤなのですね。複雑な心理が窺えます(無難なコメント)。
ペロリモンとの特訓は今までも続けていたのですね。
描写がないだけで、続けていないとは誰も言っていないから問題は特にありません。
おかげで超ひさびさにペロリモンの出番があったし。ドスコモンの出番はバニシングしっ放しですが。
・ドカモン
マリペロを交え、珍しいと言ってよい主役エピソードを貰いました。無いよりはあったほうが良いのは確かです。
彼本人はあくまでもアクションゲームアプリのアプモンですが、エリを通じて食レポの何たるかを無意識に学び、
良いレポートを書くには何が大切であるかをマリペロへ諭すまでになっています。
自分の専門外もごく自然に吸収できる柔軟さこそ人間同様、ただのプログラムにはできないことでしょう。
エクセルは自分でワードの機能を増設したりしませんから。
戦闘ではオフモンの助けがあったとはいえ、レースモンを一撃のもとに沈める活躍を見せています。
17話のコピペモンといい、なにげに並状態での単独で敵を仕留めることが少なくないんですよね。
コピペモンのときはエリのため、今回はマリペロのため。誰かのためにこそ120%の力を出せるのでしょう。
マリペロとは食レポ巡りを通じて仲良くなり、別れ際にキスまで貰ってましたが結果はすでに書いた通り。
なんとも報われません。本人はこれにめげず、明日もガンバルのだろうと想像できるから余計に。
エリに制裁されたことが「良い意味での報い」だというのなら、私からはもう何も言うことはありませんけれどね。
・ペロリモン
ひさびさに出てきて喋ってました。中の人も元のままです。
この流れならマリペロの指導役は師の師である彼ではないかと一瞬思ったのですが、バッサリ断られてました。
そう来ましたか……じゃあ仕方ねぇ。
・虎次郎組
序盤のみ登場。戦闘パートには出番なしです。
まぁ、いてもあの流れだとやる事は何もなかったでしょうが……
・勇仁組
気付けば当たり前のように秘密基地にいる人たち。
戦闘ではオフモンの断ち切るリンクフィールドを活かし、レースモンの速度を鈍らせていました。
このアシストがなかったら、さすがにドカモンも標的を容易には捉えられなかったことでしょう。
・亜衣
前半のみに登場。ハル達と一緒にエリの食レポを見て、とろけた表情をしてました。
この娘、アプモン絡みでコトが起きると姿を見なくなりますね。自分の領分をわきまえてるというか。
わきまえすぎるというのも問題といえば問題ですけれど……
・マリペロ
今回になっていきなり増殖したペロリモン亜種の中の一体。
絶対今考えたろ、な他の亜種たちの雑さにくらべ、ゲスト担当だけあって個性はきちんとあります。
評価の伸び悩みに困り果てた末、一念発起してエリへの弟子入りを申し出てきました。
あらすじの通り、司るアプリがサービス終了間際だったので焦りもあったのでしょう。
アプリが終了したらアプモンも消えるなんて話、今日はじめて聞きましたけど。
それとも現世に介入するための窓口を失う、ってだけなのかな? そんな感じでもなかったですが…
ドカモンとはたった一日ながらも共に食レポ巡りをし、教えを受けてめきめきと評価を上げていってます。
グルメアプリが元だけあり、書き方がわかってないだけでそっち方面の才能はあったってことでしょう。
でもこれ、やってる事がアプリというよりかはブロガーなような……
それともアプリの中の人ということで、おすすめ口コミをバンバン紹介してる形なんですかね。
性格はというと、思ったことを割とストレートに伝え、時にはバッサリ切り捨てる残酷系ド天然。
の割に、誤解されやすいという困ったさんです。結果としてドカモンを完全に振り回していました。
本人はもともとエリへの弟子入りが第一目標だったので、ぶれてないと言えばぶれてませんが。
声の出演はニーコさん。「魔法使いプリキュア!」でチクルンを演じてた方です。
めっちゃ特徴的な声ですが、もともとはファッションモデルで歌手でもある多才な方のようです。
・レースモン
レースゲームアプリのアプモン。ドカモンにとっては同じゲーム属性にあたる存在です。
ヘルメットのような頭部とフェイスマスクみたいな口元、に似合わないウサ耳風がチャームポイント。
背中のカメは恐らく「マリオカート」からのモチーフでしょう。
けっこう凝ったデザインですが、なんか雑に出てきて雑に暴走したうえ、オフモンに雑に止められて
雑に一発KOされ、雑なコメントを残してチップ化し勇仁の手に収まるという、何から何まで雑な扱いでした。
いくらスピード自慢だからって、何もKOまでの時間まで短縮しなくたって良いでしょーに……
中の人は村瀬歩さん。「ガッチャマンクラウズ」の爾乃美家累のように中性的な役柄が得意な方ですが、
このレースモン役を見るかぎりではヒャッハー系も充分にいけるようですね。
・巻き込まれおじさん
毎度アプモンの被害に巻き込まれる人。
今回はレースモンのせいで車が動かなくなってしまい、彼女を盛大にイラつかせつつ嘆いていました。
でも彼女がいるだけマシですよね。あの後どうなったかは知りませんけど。
★次回予告
温泉回の模様。多少のサービスシーンもあるようです。
ようやくあの極アプモンも登場するし、少しは話が動くとよいのですが。