五人目のアプリドライヴァー!
★あらすじ
アイドル活動の一環として、アプッターでつぶやきを発信しはじめたエリ。
ところが、何もしていないのにアプリがデタラメなつぶやきを垂れ流しはじめます。
虎次郎のアカウントにも同じ現象が起きており、それらは案の定アプモンの仕業でした。
犯人のツブモンを追って、ARフィールドに突入するアプリドライヴァーたち。
そこで待っていたのはサテラモンでした。ツブモンを使ってハル達をおびき寄せたのです。
超遠距離からの精密射撃に、グローブモンですら歯が立ちません。
大ピンチを迎えたそのとき、現れたのは勇仁でした。
しかも、アプリドライヴを超えるというアプリドライヴDUOを携えて。
彼のバディであるオフモンの活躍でサテラモンは能力を遮断され、ツブモンも倒されます。
唖然とするハルに勇仁は「お前を守るために来た」と、いつもと変わらぬ笑顔で……
★全体印象
27話です。
桜が散る新学期と新生活の季節、ハルも本来なら中三になったはずですが特に言及はありません。
今回の特筆点はやはり勇仁でしょう。
詳しいことは後に譲りますが、いろいろと胡散臭すぎる参戦としか言いようのない展開でした。
相方のオフモンもシャットモンになるかと思ったんですが、まだそこまではやらないようです。
ひょっとしたらならなかったんじゃなくて、なれなかったのかもしれないけど。
前々回を受け、敵方にはサテラモンが本格出戦。
予想を上回る強さで味方側を圧倒しており、これまで以上の緊迫感を出すことに成功しています。
武器の取り回し上近づかれたら脆そうですが、極で戦うにふさわしい相手がやっと出てきた感じ。
もっとも情報が確かなら、彼は前菜みたいなものですが……
脚本には久方ぶりに加藤陽一さんが登場。
そのためか、アイドル絡みの場面でさらっと「穏やかじゃない!」を放り込んでいました。
知る人ぞ知るアイカツ界の名ゼリフです。
★キャラなど個別総括
・ハル
久々に勇仁と遊びに出てましたが、ツブモンの活動で中断させられる破目に。
おまけに来てみれば思いっきり罠で大ピンチに見舞われと、厄日といっても過言じゃない有様でした。
勇仁のおかげで助かりはしましたが、こっち方面も悪い予感しかしないという。
巻き込むまいと悩んでいたのに、相手はとっくに首を突っ込んでいたというのも何か恰好がつかないですね。
ちなみにディープウェブについて何か考えなきゃとナレーションで言ってましたが、特に何もありませんでした。
次にあの場所へ行くのはいつになることでしょう。さすがにそう遠い話ではないと思いますが。
・ガッチモン→グローブモン
25話に続いての出戦ですが、サテラモンに手も足も出ませんでした。
彼だって億単位の標的をマルチロックオンできるはずなんですが、その能力をまるで活かしていません。
サテラモンが強いというより、敗北を前提に話を進めてるせいで強制弱体化されたように見えてしまう。
もうちょっとこうギャグの尺を削って、健闘を描いてあげても良かったんじゃないかなって……
まぁ、バディを庇って倒れるあたりは仕方ないですけど。ああいう時は、たいてい防御力0になるので。
・エリ
ツブモン被害者の会・会員ナンバー1。アイドルにあるまじき事を書きなぐられて七転八倒してました。
さすがに下ネタはまずいでしょう……ヘタすっとマジでアイドル生命に関わる事態でしたよ。
書き込みがアレ過ぎたせいで、消えた後は乗っ取りの類だと納得してもらえたみたいですけどね。
・虎次郎
ツブモン被害者の会・会員ナンバー2。
こちらも何かと下ネタに縁がありますが、おかげでツブモン認識につながるという展開でした。
ただし後の展開を考えると、アレはツブモンの方からワザとバラしたと見るべきなのですが。
・ドカモン&ミュージモン
サテラモンの狙撃で早々にダメージを受け、極バトルには参加していません。
代わりに、オフモンのワザを阻止しようとしたツブモンへカウンターをかけていました。
流れ的にサブ以上のものではないですけど、なんとか面目は保った形…かも。
・レイ組
出番なし。単独でディープウェブに挑み続けていたとしても驚くには値しないと思います。
協力態勢にあるものの、彼らと他の3組にはそのくらい大きな温度差を感じています。
勇仁が間に立って、何かしそうな気もするのですが……逆効果になりそうで心配。
・勇仁
明らかにアンタの方が隠してること多くないかい、と思わされた今回。
やはり「既にアプリドライヴァーでした」路線なんですね。怪しい気配がギュンギュンします。
しかもコレに関しては1話から仕込まれていた、筋金入りの黒ネタですぜ。
アプリドライヴDUOをどこから調達してきたのかなど、聞きたいことが山ほどあります。
そして何より、なぜオフモンならばサテラモンの攻撃から逃れられると知っていたのか。
誰かに教えられて、そういう状況だとわかっていたから…と邪推できてしまうんですよね。
もっとも、教えたのはリヴァイアサンじゃなくてミネルヴァかもしれないけど。
というか、演出的にもいくつか気になるところがあるんですよね。
頻繁に入る、彼をスキャンしてると思しき描写。インターフェースが青になったり赤になったり。
まるで、勇仁という人間への認識そのものがブレているようにさえ見えます。
あの裏の顔は無意識かと思ってたんですが、こりゃそうとばかりも言えなくなってきましたか。
彼については現状、いくつかの仮説を立てています。
1.リヴァイアサンの間者
いわゆる操られ系。途中から離脱するも、体当たりの説得で我に返るパターン。普通です。
全部自分の意志でやってる場合大変面倒なことになり、他の話をやってる余裕が消えるかも。
2.間者のフリをしてる味方
リヴァイアサンの間者として仕立て上げられたけど実は強い意志で支配を免れており、
逆にリヴァイアサンを利用しつつミネルヴァと交渉してハル達に協力している。無理がありますね。
3.本人は味方のつもりだけど間者
1に近いですが、無意識のうちに裏切り行為を働かされてしまうパターン。
最後は意志と関係なく仲間を攻撃させられてしまうも以下略。
4.ミネルヴァとリヴァイアサン両方の手駒
個人的にまだ持ってるミネルヴァ黒幕説に即したパターン。
勇仁を使ってアプリドライヴァー達をかく乱し、結果としてどうなるかを観察してる、とか。
5.実はカリスモンあたりが本来のバディ
暗示をかけられてバディにされており、普段はそのことを忘れている。
オフモンも同様で、本来ならはじめがバディ…とか。
6.勇仁本人は操られてるだけだけどオフモンは猫かぶってるガチ(改心の余地はあり)
敢えてコメントは避けます。
7.実は勇仁こそが桂はじめ
いつの間にか入れ替わっていたという展開。
さすがにこれは無いですね。
さあどれだ。全部外れる気がしますけど。
・オフモン
勇仁のバディアプモン。ゲームでは主人公のライバル、ナオトが連れているバディアプモンでもあります。
オフラインを司るという、冷静に考えるとよくわからない存在でもあります。
制御不能になった要素から他を切り離すための外部アプリとか、そんな感じなのでしょうか。
動作は緩慢で少々トロい性格ですが、極アプモンの能力をも遮断するなどただ者ではありません。
攻撃ワザも発動こそ遅いものの、当たれば並アプモンくらいなら一撃のもとに仕留めることができます。
これらの特殊能力を使い、ハル達の窮地を見事救ってのけました。
しかしOPの演出を見るに、こちらにもまた裏の顔が存在するものと思われます。
5人目として普通に他と絡んでるカットもあることだし、最終的には仲間入りしそうですけど。
ただし、相方と同時にとはいかないかもしれませんが……これは勇仁にも言えることですね。
中の人は嶋村侑さん。
「Go! プリンセスプリキュア」での春野はるか役が記憶に新しいところです。
ゆるふわな持ち味を備える一方でキリッとした役柄もこなすので、シャットモン登場が楽しみ。
・ツブモン
つぶやきアプリ、アプッターを司る並アプモン。
言うまでもなくツイッターモチーフであり、恐らく日本で最も多忙なアプモンのひとりと思われます。
登場が3クール目になったのは別にそのせいじゃないでしょうけど。
その素性は恐らく、ディープウェブあたりからサテラモンが連れてきた人間に悪意を持つアプモンです。
だからなのか、Lウィルスで暴走しているわけじゃありません。
ディープウェブのアプモンにそんな連中が多いってことはコレ、仲間入りさせても馴染まないのでは……
役割としてはサテラモンに頼まれ、騒ぎを起こしてハル達をARフィールドに誘い出す囮任務でした。
そのあとはサテラモンに任せて高見の見物を決め込んでましたが、オフモンの登場で事態が急変したため
やむを得ず自ら攻撃を試みます。結果はもちろん返り討ち。逃げときゃよかったですね。
ちなみに、ゲームではガッチモンとの合体で何とドガッチモンになることができます。
最初にそれを知ったのは偶然だったので、かなり面食らった憶えがありますね。
・サテラモン
リヴァイアサンの依頼を受け、ハル達の始末に現れたGPSの能力を持つ極アプモン。
25話ではドローモンに「先生」と呼ばれており、その筋ではかなりの大物とみて間違いなさそう。
被ってる帽子がブカブカであるという、割とどうでもいいチャームポイントがあります。
極アプモンだけあって、実力は折り紙つき。
超長距離からGPSのお家芸である位置情報追跡を駆使し、正確無比な射撃を放つことができます。
しかも放ったビームは途中で自在に曲がるので、恐らく中距離で撃たれても躱すのは困難。
実はスコープモンを進化元に持つ存在なので、戦法もこれとよく似たものです。
しかし射撃距離、手数、回避難度と、どれを取ってもスコープモンとは比較になりません。
相手の位置がわからなくなると途端に攻撃自体ができなくなるなど、弱点もよく似てますが。
最後はオフモンの登場を受け、そのまま撤退してゆきました。
撤退しなきゃいけないほど不利には見えなかったんですが、手のうちがわからない相手を警戒したのかも。
・巻き込まれおじさん
毎度アプモンの被害に巻き込まれる人。
今回は重度のアイドルファンとして登場し、ツブモンの垂れ流した偽ツイートに嘆き悲しんでいました。
※追記:彼の本命はエレナという指摘があったなので、彼と私の名誉のために修正しました。
ツイートはアリスと喧嘩してる内容でしたが、実際のところはどうなんだろうとか
いらんことを考えてしまいました。類推するには情報が少なすぎますけれど。
・新OP/ED
なんだかんだで新OPも良いものですが、おねしょ推しすぎるのがどうも引っ掛かります。
個人的にはやはり前期を推したいですね。
★名(迷)セリフ
「でもさ、ハル。忘れるなよ。俺はなんでも聞くぜ! 俺はいつでも、ハルの味方だ!」(勇仁)
エリの要請を受け、事件へ立ち向かおうと走り出すハルに。
ハルが何か隠していて、それは自分にさえ言えないことかもしれない、と前置きした上でのセリフです。
ここだけ聞くとメチャクチャ良いヤツなんですが、後の経緯やいろんな布石を鑑みるとフラグにしか聞こえねえ。
…まあ勇仁は勇仁で「話してくれるときを待ってた」のかな。ドライヴを得た時期にもよりますが。
「チッチッチ…そのGPS、このフィールドじゃあ二番目だな」(サテラモン)
グローブモンにはナビモンの力も入っているはず、と対策を考えようとしたハルに。
その後ご丁寧にも「じゃあ誰が一番だというんだ!」と返すグローブモンには口笛を吹いて帽子を上げ、
自分自身を指して応えています。距離があるので、よく考えてみるとだいぶ間抜けなやり取りですけど。
このやり取りは言うまでもなく「怪傑ズバット」のパロディ。
サテラモンがズバットの主役である早川健にやや似た風体であるところからのネタでしょう。
似てるっていっても「グローブモンよりは似てる」って程度ですが。
あと忘れがちですけど、02の15話でもホークモンがイガモンに対して使っています。もしやこれに倣った?
どちらにしても、このセリフを吐かれたら敵味方関係なく負けるしかありません。
オフモンの登場で最悪の事態だけは免れましたが、事実上の完敗です。キッチリした形でのリベンジが待たれますね。
★次回予告
しばらくは勇仁+オフモンの新加入組メインで引っ張りそうですね。
ヘタすっと実はまだ超アプモンにさえなったことがない、ってオチかもしれませんけど。
もしそうだとしたら、サテラモンは少し警戒が過ぎましたね。