街中がパズルゲーム!? パズルモン大暴走!

★あらすじ

新年を迎え、ハル達はそれぞれの抱負を語りあっていました。
そんな折、街中のあらゆることがパズルゲームを解かないと進められなくなる事件が発生。
犯人はそのものズバリ、パズルゲームアプリを司るパズルモンです。

これを追うアプリドライヴァーたちですが、ARフィールドの入口にもパズルゲームが。
苦労してパズルを解き、突入した先にもまたパズルゲームが待っていました。
が、偶然をキッカケにゲームフィールドが崩れ、巻き添えを食ったパズルモンは失神。
3組はその隙にアプ合体を展開し、一気にカタをつけるのでした。

こうして、今日もまたひとつアプモン事件を解決したハル達。
一方、単独行動を続けるレイとハックモンはミエーヌモンの存在に辿りつき……
 
 
 
★全体印象

14話です。
書き初めに新年の抱負と、年初回らしい仕上がりのお話。

話が動くタイプのエピソードではないので、キャラ同士のやり取りとギャグがメイン。
吹っ飛んだパズルモンが花火になったあとで「謹賀新年」と出るくだりはその極みみたいなものです。
すぐ後のレイ&ハックモンパートとの空気差が凄いことになってますが、これも作風でしょうか。

年末年始を挟んでいることもあってか、バトルではバンクシーンを改めて見せる形式が目立ちました。
しかし、この関係で並アプモン1体に超アプモン3体がかりというオーバーキルが発生しています。
やはり、敵方にも本格的に超格が増えていかないようだとまずそうですね。
特殊能力で味方側にターンを回さないにしても、さすがに限度があるわけですし。

脚本は加藤陽一さん。
その関係か、TVに出てるはずのエリが収録をすでに終えているというネタが投下されてました。
収録は年明け前に、という話は確かアイカツでも見たことがあります。
作画監督にはおなじみの信実節子さんの他、鰐淵和彦さんの名前がありました。
80年代中頃から様々な作品でマルチに描いているベテランの方です。本当に色々な人が来るな…

また、今回からEDが和島あみさんの「アイ」に変わりました。
詳しいことは後に譲りますが、前EDと同じく止め絵ながらガラッと印象を変えてきています。
 
 
 
★キャラなど個別印象
 
 
・ハル組
 
 新年からエリと虎次郎に振り回され気味だったり、一人だけガチでパズルゲームを解かされたり
 今年もハルはなにかと苦労することになりそうです。これはもう予感というより確信に近い。
 レイの本格合流までは頭脳派としての負担も大きいでしょうし。

 そのぶん、書き初めに「リヴァイアサンを止める」と描くことで場を締める役割も果たしています。
 アプリドライヴァー達は個々だと常識人な割に全体としては割にグダグダなところが多々ある気がするので、
 彼がいないと到底うまく回っていかないことでしょう。頑張れ。

 ガッチモンはそんなハルを随所で持ち上げつつ、合間に緩いツッコミを入れてます。
 他の2組より先のステージへ到達してるはずですが、視覚的には変わらないのが地味に痛いかも。
 バトルではドガッチモン両腰のパーツを剣として使った新技「ソニックスラッシュ」を披露しています。
 

 
・エリ組
 
 正月番組に出演していましたが、すでに収録は済んでいるので普通に登場しました。
 貰ったとはいえ書き初めセットをなぜかノリノリで取り出すあたり、エリはやはり微妙にズレています。
 しかも3人の中では一番字がヘタというおまけつき。このうえまだポンコツになるんですか。
 というか地味にハルも結構うまいですよね?

 ドカモンは得意のパワーで、偶然ながら敵のフィールドを破るという活躍を見せています。
 首尾よくアプ合体もこなしましたが、ドスコモンだけなぜかバンク無し。
 尺の都合で省かれたんでしょうけど、どうせなのだから全員分見たかったところです。

 改めて見ると、ドスコモンのパワー値は11000。3体のなかでは群を抜いて高いです。
 突進力と攻撃力にその大半を振ってるはずなので、小回りはきかないのでしょうけど。
 ドシンプル技なジェット頭突きにもそれがよく現れてますが、これ新技なのかなあ?

 ところで「花嵐エリ様なんだからん」がダジャレだと気付いたのはゲームからです。
 というか語尾に「ん」が付いてるとは字面を見るまでわかりませんでした。
 
 
 
・虎次郎組
 
 虎次郎の家は茶道の家元なので、毎年のように書き初めをしていることが明かされました。
 学校の授業以外でもみっちり仕込まれたのでしょう、3人の中では際立った達筆です。
 エリの字を見て笑ってましたが、それだけの根拠はあるということですね。
 今回もなにかとエリを煽っており、いつにも増して所謂クソガキっぷりを発揮しています。
 何かノリだけで場を引っ掻き回してたようにも見えますね。

 メディアモンもまた新技、ハウリングブラスターを披露しています。
 ぱっと見はアラレちゃんのんちゃ砲とかリクームイレイザーガンですが、たぶん音波攻撃。
 パワー値は5800と低めですが、技の攻撃力は高そうなタイプですね。
 
 
 
・レイ組

 事件解決直後に登場。どうやら様子を見に来ていたようです。
 レイとしては、セブンコードアプモン集めはハル達にほぼ任せるつもりでいるようですね。
 ハックモンには単独行動が向いているし、そのほうが結果的に効率も良いのかもしれません。

 相変わらず3人とは距離を置いてますけど、こればかりは仕方ないですね。
 というか、あのノリにレイとハックモンがそうそう馴染めるとは思えませんし……
 
 
 
・亜衣

 すっかりハル達のマネージャーです。本人もこの状況を楽しんでいそう。
 書き初め大会にも参加して「できるだけの手助けをしたい」と決意表明をしていました。
 達筆というわけじゃないですが、いかにも彼女らしいかわいらしい字です。

 非戦闘要員なので、ハル達がパズルモンを追っていった後は出番なし。
 あの後、ワトソンをなだめすかして帰らせたのでしょう。
 
 
 
・ワトソン

 序盤と中盤でやたら存在感を発揮してましたが、完全に蚊帳の外でした。
 亜衣とは違い、当分「身近な被害担当者」としての役割を振られ続けることになりそうです。
 ヘタすっと終盤までこのままどころか、最後まで何も知らないままだったりして……

 ちなみに勇仁の姿はありません。次に出てくるのは春だったりして……
 
 
 
・メッセモン

 パズルモンの外見をネタにするためだけに声付きで登場しました。もちろん声は岩田さんです。
 二人曰く、やっぱり他人のそら似だそうです。天丼ネタですね。
  
 
 
・パズルモン

 今回の暴走アプモン。パズルゲームアプリのアプモンです。
 ここだけの話、超アプモンになるとパズドラ(以下エムシーモン検閲により削除)
 
 閑話休題。
 本編では暴走により、なんでもかんでもパズルゲームを解かないと進まないようにしてしまってました。
 最も具体的な脅威を感じたのはいきなり本編序盤、トイレの鍵をパズルゲームにされたときのことです。
 あの事態が我が身にふりかかってきた時の心理を想像すると、とうていワトソンを笑う気にはなれますまい。
 なんて恐ろしい能力なのでしょう。

 件のパズルゲームはかなり難易度が高いらしく、エリや虎次郎では得意ジャンルの違いもあって無理でした。
 ハルでさえ解くのに数時間を要しているので、2人が際立ってヘタというわけではないと思います。たぶん。
 一方、ARフィールドでは物理的にパズルを展開してましたけど、これは事実上ドカモンに破られてます。
 要素をうかつに実体化させると、ルール無視されたときに対応できなくなるという良い例ですね。

 最後は超アプモン3体の技をまとめて食らうという悲惨な目に遭いますが、そのあと普通に出てきました。
 このあたりにデジモンとの違いを感じますね。セイバーズなら確実にデジタマになってますよ。
 というか、むしろプリキュアが近いといえます。倒す=仲間にする、という都合上と言えばそれまでですが。
 
 
 
・ミエーヌモン

 どうやらLコーポレーションを乗っ取っていた様子。CEOをアゴで使っていました。
 側にはスリープモンの姿もありますが、こちらの実力はいまだ未知数です。

 好物なのか、ココアを堪能してご機嫌になるという可愛い一面も披露してくれていました。校長先生か。
 これまで徹底的に影で動いていたらしく、ハル達は彼女の姿を一度も見ていません。
 レイ達はサクシモンのチップを持ち去ったのが彼女だと突き止めたようですが、それにも苦労させられたはず。

 CEOがいるってことはLコーポレーションが先にあって、後から彼女らに牛耳られたってことですか。
 そもそも、リヴァイアサン自体を生み出してしまったのがLコーポレーションという可能性もあります。
 いずれにせよ、ミエーヌモンを制することがリヴァイアサンに一歩近づくキッカケになると考えてよさそうです。
 次回では早くもバトルをするようですけど、メインイベントではないのかも。
 
 
 
・コーチモン

 新たな幹部格。Lコーポレーションの執務室でミエーヌモンとやり取りしていました。
 鬼コーチを地でゆくようないかつい風貌ですが、喋り方は意外にも?ですます調。
 イメージ的に、対決となると特訓コーナーへ突入しそうです。
 
 中の人は小山剛志さん。渋い声が持ち味の方です。個人的には「ゼノブレイド」のディクソンが印象的。
  
 
 
・巻き込まれおじさん

 毎回のようにアプモン事件に巻き込まれる人。
 パズルを解かないと電車が動かなくなってしまい、運転席で悲鳴をあげていました。
 ここまで来ると、実は全員顔がそっくりの兄弟という説が真実味を帯びてきます。それとも他人のそら似?
  
 
 
・巻き込まれおばさん

 2クール目を迎えた節目、なぜか颯爽と登場したふたり目の巻き込まれモブ。
 パズルを解かないと駅ビルに入れなくなってしまい、やっぱり悲鳴を上げてました。まさか増えるとは……
 中の人である八百屋杏さんは、別の回にも別のキャラで出演していたようですね。
 これは巻き込まれおじさんの上別府さんや、チュートモンの高橋さんにも言えることですが。
 
 
 
・新ED

 上述の通り、和島あみさんの「アイ」にバトンタッチしました。でも亜衣ちゃんは1ミリも出ません。
 その実体は滑らかな振り向きから始まり、全てのカットがエリで埋め尽くされた事実上の花嵐エリPVです。
 どの絵も異常に気合が入っており、目の保養という以外にもはや表現のしようがありません。
 惜しむらくは、本編での活躍が意外と目立たないことでしょうか……

 参加スタッフも総作監督の大貫健一さんに始まり川村敏江さん/大塚隆史さんの「スマイルプリキュア」コンビ、
 この14話の演出も担当している門由利子さんなど豪華メンツが集まっています。
 ぜひ本編も担当してほしいですね。

 つい絵に目がいってしまいますが、歌も前とこれまた打って変わった雰囲気になってます。
 ハスキーボイスで切々と歌い上げる、とでも表現するべきでしょうか。
 
 
 
★名(迷)セリフ
 
 
「エリさんは、ちょっと黙ってて…?」(ハル)

 パズル中に一度ならず二度までも横から口を出しまくるエリに。
 ハルにしては強気なセリフに見えて、口調でムッチャクチャ遠慮してます。
 むしろこれで笑ってられるハルが凄い。
 
 
 
「あなた、鬼ですね」(コーチモン)

 仮にも大企業CEOをアゴで使うミエーヌモンに。本人の風貌を考慮するとツッコミ待ち以外のなにものでもありません。
 これに「鬼はあんただし」とキッチリ返すミエーヌモンは変なところで律儀です。
 
 
 
★次回予告

 テラーモン登場。ゲームでも時折お世話になってます。
 そろそろドスコモンチップがアクティブになる頃かな? ミエーヌモンの初戦闘にも期待ですね。