希望の絆! ハルとガイアモン!!
★あらすじ
ついにアプリアライズし、現実の世界に現れたリヴァイアサン。
その力は、周囲の人々を次々とデータ化してゆきます。
アプリドライヴの力で難を逃れたエリ、虎次郎、レイとバディ達はこれを止めようとしますが、
デウスモンの卑劣な戦法の前に行く手を阻まれてしまいます。
そこでレイの一計により、ハデスモンが敵の攻撃に間隙を作ることで攻勢へ転じます。
かくて再びデウスモンを追い詰めるのですが、何とそのデウスモンをリヴァイアサンが捕食。
抵抗むなしく、ポセイドモンたちも続けてリヴァイアサンに飲み込まれてしまいました。
神アプモンたちを取り込んだリヴァイアサンの多頭には、不気味なシグナルが浮かび……
一方、ハルは全てを取り戻すため遂にバディを神アプモン、ガイアモンへ進化させました。
試すかのようにリブートモンをけしかけるYJ-14でしたが、逆に圧倒される流れとなります。
戦いは一気に現実世界へと至り、ハルも仲間たちと合流を果たしました。
ところがその直後、リブートモンもろともガイアモンまでが飲み込まれてしまいます。
皆が途方に暮れる中、しかしハルだけはまだ希望を失ってはいませんでした。
敢えて渦中に飛び込む形となったガイアモンの、ガッチモンの真意とは……?
★全体印象
50話です。
リヴァイアサンの狙いがいよいよ明確化する一方、最後の神アプモンであるガイアモンが登場し
お話的にはいよいよクライマックスに突入してゆきます。
ただしガイアモンは格闘オンリーで戦っており、必殺技の類はまだ出していません。
ちゃんと使うのは次回後半か、または最終話になるでしょうか。
予告を見るに神アプモンのデータを取られた? だけで彼ら自身は無事なので、ここからですね。
しかしながら流れ的にはちょくちょくおかしなところがあり、割と細かいツッコミどころが多いです。
詳しくは個別項目で。
★キャラなど個別総括
・ハル
なんか一足飛びに最終レベルへ至ったような印象。
必ずしも成長しないといけないわけじゃないんですが、そのためには主にメンタルが最初から完成しており
「コイツは良い意味で変わる必要がないんだな」と思わせるだけの説得力が必要です。
クロスウォーズのタイキなどはその最も良い例でしょうか。実はタギルもですけど。
ハルの弱点は成長型なのか完成型なのか、それすらもあやふやな所かもしれません。
リブートモンを前にしても一歩も引かぬ姿は絵面だけなら頼もしいのですが、その裏付けが足りない……
彼という人物を形成する上において、勇仁の存在へ依存しすぎたのが原因でしょうか。
このあたりはいずれ、最終話にでも総括しようかと思っています。
・ガイアモン
ガッチモンが神アプモンに進化した姿。
ハデスモン以上に白が主張するカラーリングで、かつ赤色が目立つように配置されています。
シルエットはスサノオモン、パッと見の色印象ではシャイングレイモンを思い出させますね。
ハルが胸の前に来たとき、デザイン的に一瞬そのまんまフェードインするのかと思ってしまいました。
それじゃテイマーズですけど。
上述の通り、必殺技の類は使っておらず格闘のみでリブートモンに向かっています。
しかしながら破壊力は凄まじいものがあり、パンチ一発だけでリブートモンが隔壁を何層もブチ抜き
それでも止まらずに壁へ叩きつけられるほどのパワーを見せつけています。
その後もリブートモンを滅多打ちにし、ARフィールドを突き破って現実世界に飛び出しました。
神アプモンの強大さは今まで随所で示されてきましたが、その中でも一線を画する強さかもしれません。
…なのですが、リヴァイアサンと対峙した際には2コマ漫画みたいな流れで飲み込まれています。
もちろん何か狙いがあってのことなのは確実なんですけど、手前にあんだけ大見得切っといてアレだと
見てるほうは相当ズッコケざるを得ません。ワザとやってんのかってくらいに締まらない流れ。
タイトルの割にいまひとつハルと会話せず、ガッチモンとしては一度も出てきてなかったりするし…
あとこれは個人的な意見ですが、進化前の段階でYJに名前を呼ばせちゃったのはアウトでしょう。
そりゃ大抵のことは把握してるのかもしれませんけど、茶番感が半端なくプラスされてしまいます。
頼むから空気を読んでくれ。
・エリ組、虎次郎組、レイ組
一度はリヴァイアサンに取り込まれそうになるものの、アプリドライヴの守護で難を逃れています。
この土壇場で助けてくれたところをみると、ミネルヴァはシロで確定ですかね。
もう話をこれ以上ややこしくする段階じゃないでしょうし。
基本的にはエリが惨状を目にして激情にかられるのを含め、前回の繰り返し。
ただし戦場が現実世界のため、ARフィールドでなら圧倒できていたデウスモンに苦戦を強いられてます。
パワーがありすぎて全力を出し切れない流れは、セイバーズ33話を思い出しますね。
あっちはエネルギー攻撃に頼らず、ジオグレイソードによる直接攻撃に切り替えて逆転してましたが。
苦境を脱すべくハデスモンが囮となってデウスモンの攻撃を空中へ逸らし、その間隙を縫って
ポセイドモンとウラノスモンが攻撃するという作戦へ切り替え、再度優位へ立っています。
恐らく、位置関係をコントロールすることで数の優位もあり、もはや必勝の流れだったと思われます。
が、これを見て「資格あり」と判断したYJ14の報告により、リヴァイアサンが本格活動を始め
デウスモンを皮切りにポセイドモン、ウラノスモン、ハデスモンと次々に飲み込まれてしまっています。
彼ら神アプモンのデータは、どうやらリヴァイアサンの糧となるために育成されていたようですね。
つまり、ここまでの流れも全てヤツの計算通り。
それがひっくり返されるとしたら、それは次回以降になりそうです。
・はじめ
今のところはまだ無事です。
神アプモンの出現こそがリヴァイアサンの狙いだと、いち早く見抜きかけてますね。
・勇仁(YJ14)
狙い通りにガイアモンが現れ、リブートモンを圧倒していたので上機嫌にしていました。
そのガイアモンが飲み込まれた際には、ハルにはもう何もできないだろうと呟いています。
冷徹、冷血なようでいて、今もなおハルにこだわってますね。
立場的にはリブートモンどころかデウスモンよりも上位、事実上の敵陣営No.2にしか見えません。
星の数ほどいる人型端末の一体にすぎないかと思ってたら、そんなレベルをはるかに超えてました。
これ、もしかすっと彼自身が最終的にリヴァイアサンそのものになるのでは…?
というか、むしろ最初っからそれで良かった気すらしますな。
デウスモンが取り込まれるくだりでは、もはや完全にリヴァイアサン自身の代弁者でしたし。
いつまで経ってもあまり崩れてくれないので、せっかくの進化に水をさしてる気が……
・リブートモン
ガイアモンの噛ませ。
バトルではほとんど良いところがなく、一方的にタコ殴りされるままになってしまってます。
明らかに迷いを抱いていたので、気合の差はあるにしても明らかにやられ過ぎ。
最終的にはガイアモンを羽交い締めにした状態で、そのまま一緒にリヴァイアサンに飲み込まれました。
立ち位置がふわっとしたまんま流れでポンと出てきたうえ、強さもほとんど示してないので
それがガイアモンに圧倒されただけでなぜ珍しくYJ14にリアクションを取らせる流れになったのか、
どうにも納得がいかなかったりします。おかげでガイアモンの強さまで曖昧になってくるという。
で、結局オフモンはどーゆーポジションなんすか? どこまで知ってたんすか?
せめて次回ではなんか言ってください。お願いします。
あ、そーいえば片割れのブートモンはどうなるんでしょう。オンモンとして出てくるのかな?
・デウスモン
ポセイドモンたちの当て馬。
リヴァイアサン復活のためのデータ集めと邪魔者の排除、そして神アプモンが現れた際には
その力をテストするというのが役割の全貌だったようです。
どう見ても、当の本人がそのことを意識していたよーには見えなかったのですが。
結局どういう心算でリヴァイアサンの下についてたんだ、コイツ…
まあ無理矢理に解釈するなら、彼はリヴァイアサンによって作られた存在なのでしょう。
つまり最初の神アプモンです。ダンテモンはその失敗作だったんじゃないでしょうかね。
というより、ダンテモンの自我が強すぎて反逆されてしまったのかも。
とりあえず忠誠度がカンストしてるように見えるんで、そこを改良した存在なのかもしれません。
さて前回からこっち株を下げる行動しかしてないコイツですが、今回がまたさらにヒドいです。
ポセイドモンが自らの体を盾に街を守ったのを見て味をしめ、わざと市街地を狙い始めるくだりは
仮にも神アプモンでありながら、目を覆わんばかりのセコさ。小さい、小さすぎるぞ自称全能!
虚勢でもいいから、我が負けるはずがないと正面切って向かってきたらいかがです。分身はどうした。
最後は小物ゼリフの役満みたいな言動を遂げたのち、リヴァイアサンに吸い込まれて退場しました。
お前はピコデビモンか。中の人はヴァンデモンだけど。
・リヴァイアサン
前回の流れを完全無視した人。
多頭から発せられる波動を受けた人間は、体の一部に「L」の刻印があらわれます。
リヴァイアサンにとってのマーキング、もしくは識別タグを内包したものでしょうか。
この状態に陥るとリヴァイアサンの意思ひとつでデータ化され、その体内に取り込まれてしまいます。
アプリドライヴならこの影響を遮断できるので、エリたちはデータ化を免れていました。
あるいは、素のアプリドライヴだと防ぎ切れないのかもしれませんが。
また、どうやら神アプモンを自らの進化のための血肉として利用しようとしています。
完全復活、ないし最大顕現にあたってYJ14などあらゆる材料を使い、そのための準備をしてたのですね。
はじめを捕まえてブートモンを作らせたのも、あくまでその一環でしかなかったというわけだ。
しかしながら前回の印象と異なり、饒舌さはほとんどありません。
神アプモンを取り込んだ際、一言二言喋るだけにとどまっています。装置感がものすごい。
おかげで流れがますます勇仁に傾きそうなのですが、次回で少しは類推材料が増えてくれるのでしょうか。
★次回予告
さすがにえらいことになってます。
土壇場なのに、憧れのヒロインらしいことを特にしないまま一時退場しそうな亜衣ちゃんが不憫でなりません。