アルティメット4再び! クラウドの挑戦状!

★あらすじ

バイ王宮、ビューティパレス、イカサママンションと、次々に現れるアルティメット4の面々。
レイ、エリ、虎次郎らはハルを先に行かせ、それぞれの因縁の相手と対峙します。
一時は翻弄されたものの、バディアプモンたちの力も以前とは比較にならぬレベル。
順当に勝利が重ねられ、いよいよ残るはカリスマ城のカリスモンのみとなりました。

しかし、カリスモンの余裕は崩れることなく……
 
  
 
★全体印象

40話です。
要約するとアルティメット4が再び現れ、そしてあっという間に1人になるお話。
正直、バイオモン戦で一話ぐらいはかけるとばかり思ってました。
たとえ一話一戦は難しくても、前後編ぐらいで3体倒すペースならまぁ、見せ方はあったでしょう。

…それがまさか、1話で3体を処理するとは……
おまけに短い中へ詰めに詰めて満足感を出す類の展開でもなんでもなく、いつも通りのテンポ。
結果として、対ビューティモン戦およびフェイクモン戦は進化しての開幕バンクで終了でした。
特に、ビューティパレスにおけるやり取りのほとんどはアホな寸劇。それで尺が無くなってます。

…もうコレは言うしかないか……

盛り上げる気、あんのか!?(怒)

3月から出すぞ出すぞって煽りまくっといて出たの6月ってだけに飽き足らず、何ですかこの扱いは。
ひょっとして本当に3Dモデルが間に合ってないのですか。後ろ倒ししまくった皺寄せなのですか。
いやそこまではいい。尺が短くても盛り上がったケースはいっぱいあるのですから。
私が違和感と怒りを拭い切れないのは、その尺を無駄遣いしているようにしか見えないことです。
それも「今入れンの、それ!?」感バリバリなギャグと寸劇によって。

いやはや、さすがに今回ばかりは擁護できませんでした。
レイ周りが比較的良かったのと、はじめの去就がある程度確定したのは収穫でしたが。
とはいえ、戦闘となるとレイ組にしか見どころが無いってのはホントどうにからんのでしょうかね。

脚本は大知慶一郎さん。作監は袴田裕二さんで、絵に関しては相変わらず安定してます。
 
 
 
★キャラなど個別総括
 
 
・ハル組
 
 今回は基本走ってるだけですが、ガッチモンが検索でフェイクモンの罠を見破る場面があります。
 フェイクモンにとっては、虎次郎組よりこっちの方と相性が悪いのかもしれません。
 今となっては確かめようもないことですが。
 
 
 
・エリ組

 ビューティモンへのリベンジを完遂ターボメンしてました。
 しかし上記の通り得意の格闘で殴り合うなどの場面は一切なく、極進化しての開幕ゴールデンファング。
 コレで片がついています。見ていてリアルで「嘘…だろ……?」と呟いてしまいました。

 化粧水と美容液まみれになるエリは誰の趣味なんでしょう。注文の多い料理店みたい。
 
 
 
・虎次郎組

 レイ以外の3人では比較的見せ場があったほうです。
 フェイクモンに見せられたエリの敗北が偽装だと看破し、反撃に打って出る場面は隠れたリスペクトが
 大きく表に出ています。それなりの蓄積もありますね。本人のいない所、というのがポイント。

 しかしこちらも、戦闘は一瞬で終わっています。
 フェイクモンを逆に騙し返すぐらいの意趣返しはしてほしかったのですが、レイに先にやられた感じ。
 
 
 
・レイ組

 序盤押されぎみに見えたものの、リバイブモンには復元があるので実はやられたフリをしてるだけでした。
 バイオモンの性格を把握し、戦闘においても心理戦においても手玉に取っていたことになります。
 だったら緒戦から復元すりゃよかったじゃんとは思いますが、何事も限界があるということでしょうか。
 パワーアップに加え、同じ攻撃なら解析してダメージを軽くできるかもしれませんし。

 後半ではバイオモンを拘束し、はじめの情報を聞き出すため拷問するというドアサにあるまじき行為に及びます。
 これをハル達に止められたくなかった、とレイは言ってましたが、それは本音の全てではないように思います。
 より正確にはこんなことをする自分や、この光景自体を見せたくなかった……ってことなのかもしれません。
 レイ自身はハル達を「お優しい」と皮肉を混ぜて評してましたが、これは彼なりの優しさってヤツなの…かも。
 「風よ、龍に届いているか」における、ザザ対アークデーモンのくだりを思い出しますね。

 最後はバイオモンがせめてもの抵抗に繰り出したはじめの声真似に動揺してますが、これは仕方ないですね。
 レイがどれほどはじめを大事にしていたか、少なくとも伝わってはいましたから。
 
 
 
・アルティメット4

 今回で瞬時にアルティメット1になってしまいました。
 先陣を切ったバイオモンは序盤それなりに押してて「おっ」と思いましたが、結果は上の通り。
 というか押しすぎていて途中で「あっ……」と次の展開を察知できてしまいました。

 ビューティモンとフェイクモンに至っては、まともな戦闘シーンを貰えていません。
 特にひどいのはビューティモンで、ただでさえ少ない尺を寸劇に費やすというだけにとどまらず
 必殺技を撃ったと思ったら進化すらしてないエリ組に避けられるという体たらくを晒してました。
 これでどうやって盛り上がれというのか……

 カリスモンは遠距離からバイオモンを始末するなど、明らかに他を圧する力を持っているようです。
 次回頑張ってくれたら、ある程度以上掌を返すぐらいのつもりはあるのですけれど……
 
 
 
・クラウド

 主にカリスモンとやり取りしてました。
 どうでもいい時にもあのキモいウヘヘ笑いを放つので、仮面時の癖になってるんじゃないかと推測します。
 
 
 
・はじめ

 バイオモンの口から、アプモンにされたことが明らかになりました。
 この瞬間、アプモン世界には人間ベースのアプモンも存在することが確定したわけです。
 彼がリヴァイアサンに「選ばれた」らしいことも。

 これはもう、はじめ=ブートモンで確定みたいなもんですね。何らかの手段で逃げ出したわけですな。
 恐らくは、自分を使ってリヴァイアサンが何か恐ろしいことをたくらんでいると察知したために。

 いずれにしても「彼」の再登場はもうすぐのはず。その時、きっと何かが起こるのでしょうね。
 
 
 
★次回予告

 グローブモン対カリスモン。今度は1話使ってやってくれそうです。
 このぶんだと、舞台は案外とあっさり「次のステージ」へ進みそうな気がしますね。